↑↑紅葉はまだまだ始まったばかり
弘前城といえば桜が有名で、春になると外も中も桜でいっぱいになるそう。お堀に写る桜も名所の一つ。
↑↑追手門をくぐる
私の勝手なイメージではお城の門をくぐると広場になっているのですが、弘前城はいきなり並木道が表れて驚きました。並木道を見ながら歩くと芝生の広場もあり、敷地全体が公園になっています。追手門は当時お城の正面玄関として使われていたとのこと。400年前から木造で残っているとは…!
↑↑杉の大橋
鮮やかな赤い欄干がきれいな「杉の大橋」。当時は杉で作られていたとのことですが現在はヒノキ材だそう。舗装されてとても歩きやすくなったと公式サイトにありましたが、本当にその通り。段差がなく、幅も広くて、誰もいない時間に通るのは贅沢な気分でした 笑。桜の散り際に濠に花びらが積もって出来る「桜の絨毯」もぜひ見てみたいです。
↑↑蓮池の方から登って行く
地味な場所だけど、ここがとてもきれいでした。色づき始めた木の葉が秋の青空によく映えます。この階段を登って行くと本丸(有料区域)に入る券売所があります。大人は310円/1人です。蓮池は市の職員の方が外来種駆除中でした。ザリガニや亀が沢山取れているご様子。ガサガサも出来たら楽しそうな池です。維持管理がよくされている公園ですね。
↑↑いよいよ本丸(仮の場所)
いつもなら写真を撮っている自分の背中側にお城はあるみたいですが、工事のためにお城そっくりこちらへ移動したというのもすごい話です。元々ここにあったかのようにすっぽりきれいに収まっていました。2024のさくら祭りの時期もまだこの場所にいるようですね。良い角度から眺められるように足場が設置してありました。
↑↑登って見たけど景色は…
曇りで岩木山は見られず…!残念でした。。桜の時期に来るのが1番気持ちよさそうです。でも江戸時代から残る天守閣に登れるなんてあまりない体験ですから、窓という窓から首を出してじっくり楽しみました。階段があるのですが、とても狭くて急です!当時の方達は鎧つけたり袴着たりで登りづらかっただろうな…と思いました。それとも登る時は身軽な格好だったのかしら…。当時の室内の間取りを模した模型もあって、彼らの生活を思い巡らすのも面白かったです。
初めての弘前城は思ったよりも断然広くてびっくりしました。石垣の工事中ですが、大掛かりな工事に至った経緯や石垣の仕組み、使用している石などを紹介したコーナーもあり、興味深かったです。建物を通して時代の移り変わりを感じられる街がとても良いと思いましたし、このように歴史的な遺産を大切にした街づくりは大変な事も多いに違いないと思いました。無事に完成するのが楽しみですね!城が元の位置に戻るのは早くて2025年とのこと。その時は桜の咲く頃に行って見たいです。