すいふー日記

中華圏ぶらり旅の記録

台北〜脂がうまいんだ、食べたかった雞肉飯〜寧夏夜市

台北駅最寄りの「寧夏夜市」。LCC夜遅い便で行ってもなんとかご飯にありつける、深夜便の友。

前にここの端っこにいた蜂蜜ケーキが食べたくて、探しに行きました。

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↑↑どこまで行っても見当たらないケーキ屋さん

一体どこに行ってしまったのか。。。美味しかったから店舗を構えたのかもしれませんね。お店の名前も商品名も覚えていないのが残念です。朝市夜市のパン屋やケーキはなぜあんなに美味しいんだろう…また会いたいです。

ケーキ屋さんは諦めて、もう一つの目的地「蔡家嘉義火雞肉飯」に向かうことにしました。寧夏夜市の通りにあるお店です。「火雞肉飯」と「魯肉飯」がお目当て。

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↑↑人参スープは体が温まる

このちっこい器に入ってくる感じがすでに美味しいですね!雞肉飯のほぐれたお肉とあっさりした味付け、鳥の脂が最高です。夜遅くに食べる台湾飯はなぜこんなに美味しいのか…。魯肉飯ももちろん、美味しかったと思います…ちょっと疲れがピークに達して味をよく覚えていないという。。。人参スープでちょっと体に良いことをした気になって、ポカポカに温まって、台北の夜をお散歩しながら帰りましたとさ。

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↑↑「廟」の周りはいつも明るい

お店の奥に金魚の水槽があり、可愛くて癒されました。店は夜より昼の方が混むそうです。深夜1時まで営業しているとの事なので、深夜便の友としてまたお世話になりたいと思います。

 

蔡家嘉義火雞肉飯

103台北市大同區寧夏路48號

台中〜これって作戦!?宮原眼科の甘い罠〜

いつも人でいっぱいの宮原眼科。

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↑↑屋根上の鹿(?)は冬季限定

店内には甘い誘惑がいっぱい。可愛いパッケージのお土産たちも沢山陳列されています。

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でも!今回はアイスを食べに来たので、お土産は買いません!店を早々に出て隣にあるアイスの列に並びます。

すると日本語案内のおじさんから、機械が故障して半分ほどのアイスが選べないんです…と残念なお知らせ。二号店の方はやってます、とうまく誘導されてしまいました。「二号店」というのは、「台中市第四信用合作社」の建物をリノベーションしたカフェのことです。同じアイスのメニューが食べられるだけでなく、コーヒーやスイーツもテーブル席でいただけます。

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↑↑こちらもアイス難民の行列

友人によると、変な名前のアイスほど美味しいらしい。「変な名前のアイス」とは、昔の歌謡曲の名前のついているアイス。お茶の風味とハーブ、フルーツなどと組み合わせた独創的なアイスが人気のようです。

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↑↑日本語の説明入りのメニューももらえるのでご心配なく

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↑↑やっぱり頼んでしまった高級アイス…

せっかく来たからには思い出に、とコレを頼んでしまいました。あのおじさんの罠にハマったかと思うと少し悔しいですが、ゆっくり座って食べられたのはよかったです。もちろんお味も、期待を裏切らない口福スイーツでした。お茶の味が思ったより濃くて、カフェイン大丈夫かな?と心配になるほどの存在感。その分トッピングのお菓子たちが甘さや食感をプラスしてくれて贅沢なものを頼んだな、という気持ちにさせてくれます。1人で食べるのは大変な量なので、シェアが正解ですね。

今度は誘惑に負けずに、シングルで頼むぞ!と思うのですが、並んで待って一個だけっていうのも寂しい気がする。。。次回もうまく誘導されてしまいそうです。

 

台中市第四信用合作社

400台中市中區中山路72號

台中〜突然出現、キラキラの世界〜

6、7年前に訪れた時は改修中だった台中駅もいつの間にか完成して、新鮮に映る駅前。

台中といえば、地味だけど個性的なお店や歴史的な建物があって探索が楽しい街、という勝手なイメージ。それがこんなキラキラの駅になっているとはびっくりです。でっかいオブジェまで出来てますね!

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↑↑旧駅舎は展示ホールになっている。優しい雰囲気

夜市のような出店もあり、駅の中ではK-popを踊る若者たちまで…!!夜まで賑やかな駅です。作りが複雑で、エレベーターの場所がわからなくなったり、現在地がわからなくなったりしましたが、なんとか行きたい出口に出られました💦

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↑↑駅周辺も「宮原眼科」や「緑川」がキラキラ

12月はどこもこんな感じなのでしょうが、街並みの良い雰囲気を活かしたイルミネーションで居心地良く感じました。

冬の台湾はこんな楽しみ方もあるんだな、と気付かされる台中の夜でした。

高雄〜カリふわうまっ!カニの唐揚げ〜六合夜市に初参戦

高雄の夜市は海鮮が魅力、と聞いて。時間はないけど美麗島駅から徒歩10分くらいで着く六合夜市に寄りました。

夜のうちに台中に行きたいので、駅の近くに夜市があるのはありがたい。

着くと早速海鮮の唐揚げ屋さんを発見!

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↑↑「一口蟹」。もう一度温めてから味付けしてくれる

この串で食べるスタイル、良いですよね!外はカリッと中は蟹身がふわっと、食べる手が止まりません。シンプルな塩胡椒の味付けも好みです。

もう一つ食べたのは「大腸包小腸」。名前はちょっと恐ろしいですが、パンの代わりに餅米を使ったホットドッグのようなもの。

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↑↑メニューは2種類。「大腸包小腸」か「香腸」。辛味がいるか聞いてくれた

おばちゃんが手際よく焼いてくれます。南の味付けらしく甘めで、辛味は少しでも入れたほうがおすすめとの事。刻みニンニクはのっていないタイプ。みたらしがかかっているのか?っていうくらい甘さを感じますが、「香腸」のしょっぱ味と裏切らないボリュームでお腹はいっぱいに。

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真ん中にテーブルがあり、ゆっくり食べられるのも良いですね。ゴミ箱はテーブルとテーブルの間に。他にも海鮮の炒め物や、車海老を提供しているお店もありました。

今度行ったら、海鮮炒めや海鮮粥、麻辣湯…あと海鮮麺とか、あと何回か行かないと食べ切れなさそうですけど、挑戦してみようと思います!

 

六合夜市

800高雄市新興區六合二路

血尿!?これって病気!?台湾旅行中断の危機!?

台湾には美味しいフルーツが沢山あります。その一つがドラゴンフルーツ。

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↑↑道端になっているドラゴンフルーツ

現地では「火龍果(フオロングオ)」と呼ばれています。水分が多く、便秘に良いと女性に人気。甘味はそれほど強くなく、種のプチプチとした食感が特徴的です。果実が白いものと赤紫色のものがあります。特に赤紫色の果実は服についたら落ちないくらい強烈な色。食べた後には舌もその色に染まってしまいます。

ところで、夫は台湾で初めて食べたフルーツが沢山あったそうです。そんな中で起きたある事件。。。

 

夫:「僕、血尿出てるかも。」

私:「え!?」

夫:「病気かもしんない…。朝も出てて。」

私:「え、おしっこ出す時痛かったりする?」

夫:「ううん、もう止まったかもしんなくて。今は出なかったし。」

私:「そうなんだ………。」

 

台北で夫から突然の血尿告白。しかし痛みや発熱はなし。旅行はここまでなのか…。初めての海外旅行のストレスが腎臓に出たのか。

 

夫:「………もしかしてドラゴンフルーツかな。昨日いっぱい食べた。」

私:「いや〜?…今までたくさん食べてきたけど、おしっこ赤くなったことなんてないよ。」

 

検索すると、本当に他にもドラゴンフルーツを食べて血尿みたいになった方がいる事がわかりました。人によって違うらしいですね。腎臓さえも赤紫に染めてしまうあの色はすごい染色能力を秘めていそうです。

病気でないとわかってホッとしたものの、今まで普通に食べていた私の体はどうやってあの色を消化していたのか不思議に思ったのでした。

ちなみに2回おしっこしたら色は戻ったらしいです 笑

 

高雄〜バター香る幸福原味鳳梨酥のパイナップルケーキを求めて三千里!?

高雄でどこ行く何するを決める時、思い出したのは友達にもらったパイナップルケーキ。バターの香りとしっとり甘酸っぱい餡が絶妙な美味しいケーキでした。

聞いてみると辺鄙なところにある「幸福原味鳳梨酥」というお店とのこと。高雄市内にいる友人も7年前に行ったきりとの事でしたが、絶賛営業中のようなので行ってみることにしました。友達が遠くまで行って売り切れだったら可哀想だから…と電話してくれ、取り置きしてくださるとの事でした。予約できたとはいえ、なる早で行かないとです!

最寄り駅は「九曲堂」。そこからはバスかタクシーで行くしかなさそう。高雄駅から九曲堂駅までは本数は多くありませんが、「火車(ローカル線)」で乗り換えなしで行けます。

九曲堂駅に着くとタクシーが捕まらず、少し待機しました。10分もせずにタクシーが客を乗せて帰ってきたので乗り込みます。運転手は店まで行ったら待っていてくれるらしく、往復で幾ら、と交渉になりました。

お店に着くと女性の店長さんがパイナップルジュースとパイナップルケーキ、クラッカーでもてなしてくれます。

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↑↑店内。商品は日本からもネットで購入できる

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↑↑無事に買えたパイナップルケーキ

まさかおもてなしが始まるとは思っておらず、タクシーを少し待たせてしまいましたが、店長さんが運転手までもてなして下さり、事なきを得ました。優しい店長さん、ありがとうございます!

パイナップルケーキはものすごくタイプの味で、100%パイナップル餡がしっとり。紅茶に合いそうな上品な味です。パイナップル農園の直営店らしく、パイナップルを知り尽くした方が開発されたんでしょうね。

三千里ほど遠くはありませんが、ちょっと苦労してもまた行きたいお店です!

 

幸福原味鳳梨酥

840高雄市大樹區中正一路388號

台南〜上海好味道小籠湯包〜熱々スープの小籠包と冷え冷え茄子

台南で牛肉スープの次に食べたかったのが、小籠包。

台北でも食べられるけど、地元で人気のお店に行ってみたかったので「上海好味道小籠湯包」でお昼ご飯です。

まだam11時ということもあり、店内は空いていました。お昼は行列もできるらしいです。

注文は、テーブルにあるメニュー表に書き込んで店員さんに渡すだけ。冷菜は店の調理場の方に冷蔵コーナーがあるので、食べたいお皿を持ってきます。テーブルに戻ると店員さんがやってきて、メニュー表にチェックしてくれます。刻んだ生姜は店の真ん中にあるので、自由に取ってokです。お会計は最後に店の出入り口のカウンターで。

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↑↑1番右側は冷えっ冷えでトロッとした揚げ茄子の冷菜。とっても美味しい。

小籠包は熱々スープと肉汁がたっぷりで、皮も薄すぎず、まさに口福状態。春巻きも頼んだのですが、揚げたて熱々パリパリの皮にとろっとした出汁の効いた餡が包まれていて、かぶりついた口の中が大変なことになりました。味は最高に美味しかったです!ぷりぷり海老ワンタンも美味しい!

またぜひ行きたいお店です。

 

上海好味道小籠湯包

701台南市東區東安路26號