すいふー日記

中華圏ぶらり旅の記録

台湾〜ちょっと複雑?新幹線(高鉄)を乗りこなせ!〜主要駅まとめ

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台湾の新幹線は通称「高鉄」(高鐵,ガオティエ)と言い、台北市から高雄市まで台湾の西側を走っています。新幹線の駅は市内と離れたところにあることが多く、併設されている在来線の駅の名前も違うことが多いです。旅行中何度か混乱してしまう事があったので、主な駅だけまとめておこうと思います。

 

台北市(台北駅に併設)

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MRT「台北車站」

台鉄「台北火車站」

新幹線駅「高鐵台北站」

 

桃園市(空港から電車で20分ほど)

桃園機場捷運(airport MRT)「高鐵桃園站」

新幹線駅「桃園」

 

台中市(台中駅まで電車で10分ほど)

新幹線駅「高鐵台中站」

台鉄「新烏日火車站」

 

台南市(台南駅まで電車で30分ほど)

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新幹線駅「高鐵台南站」

台鉄「沙崙車站」

 

高雄市(高雄駅まで電車で10分ほど)

新幹線駅「高鐵新左營站」

台鉄「新左營站」

高雄MRT(red line)「高鐵左營站」

 

ややこしいですね。。。台鉄は通称「火車」と呼ばれていて、ド◯えもんの鈴のような青いマークと「火車」の文字を目印に進みました。

MRTはメトロで、ラインごとに色分けされているのでそれを目印に進むとわかりやすいです。日本と同じですね。

台湾の電車を乗りこなすには目指す駅の名前をしっかり覚えておく事と、どのラインなのかを調べておく事が大切です!と、いっても駅の表示とネットの表示名が違ったりするので、現地に行ってぐるぐる歩く事になるのですが。

沢山歩いて、新幹線を乗りこなしましょう!

台湾旅行を快適に!?現地Wi-Fiレンタルと高鉄3日間フリーパスチケット

台湾に出かける時、Wi-Fiをどうするかは毎回悩みどころです。正直フリーWi-Fiで乗り切ろうと思えば行けちゃうからです。でもちょっと辺鄙なところに行く予定だったり、あまり土地勘がないところへ行くのであれば絶対頼りになりますよね。後は常に連絡がつく状態にしておきたい時もレンタルした方が安く済むかもしれません。今回は縦断の旅という事で、電車やバスの時間、友人との待ち合わせなど結構時間を気にしながら動く計画になっていたのでWi-Fiをレンタルすることにしました。

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↑↑現地空港受け取りの予約購入が日本語でできる

以前はちょっと敷居が高かった現地のWi-Fiレンタル。日本でネットで予約し、日本の空港で借りる/返却のサービスをよく使っていました。ところが値段を見ると現地で借りた方が断然安い…!桃園空港に着いてそこで借りる/返却ができるとの事。ポチッと購入しました。桃園空港ターミナル1のどこで受け取りなのか結局下調べでは分からず、現地で聞くことにしました。「遠伝電信」のカウンターではなく、ゲートを出たら左側に真っ直ぐ進んだ突き当たりの1番左端のカウンターでした。kkdayの文字はちっちゃくてわかりづらいですけど、カウンターの背面に書いてあります。受付の女性は英語と中国語で対応してくれました。その場で接続を確認、返却方法も確認して完了。

もう一つ考えるのが移動手段。高雄と台中に行くので、新幹線が早くて楽。

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↑↑使い方も動画で説明してくれる

外国人限定のチケットです。最初だけ指定席の予約が必要との事で予約しましたが、飛行機が遅れて結局間に合いませんでした。この点だけは少し面倒だと思ってしまいましたが、自由席で乗れたので別に支障はありませんでした。予約は中国語か英語ですが、丁寧な手順の説明がついているのでその通りに、よく読みながら予約しました。

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↑↑駅でこのパスに引き換えてもらう

高鉄3日間パスも現地で少し手続きが必要でしたが、時間がかかるという程ではありませんでした。ただ1つ注意が必要なのは、新幹線の駅が市内から離れた場所にある、ということ。更に桃園空港には新幹線駅がないので、すぐに新幹線移動を始めたい場合は「桃園高鐵站」まで、ローカル線で20分ほどの移動が必要です。チケットの引き換えは新幹線の駅の窓口で行います。台北駅は隣りに新幹線の駅があるので電車移動はいりません。

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↑↑乗り心地はとても良い

3日間フリーパスを使って移動する時には、新幹線駅から市内までの移動に時間がかかる事を覚えておくと良いです。例えば、“台南駅”に行きたい場合はまず「高鐵台南車站」に新幹線で着いたら、そこから隣の「沙崙火車站」でローカル線に乗りかえ、30分弱で「台南車站」に着く、という感じです。

移動の時間帯も重要かと思います。自由席なら、通勤ラッシュの時間帯は外した方が無難です。夕方6時と7時台の自由席は並んで次の便を待つ事にもなりかねません。在来線並みに運行している新幹線なので、時間の自由が効くのは良かったです。お値段も台北ー左営間の往復だけで元が取れるお得なチケットなので、買って良かったと思います。

このチケットは3日間フリーパスか1週間のうち好きな2日を選べるフレキシブルの2種類から選ぶことができます。値段は私が購入した時よりちょっと上がっているので、時価で少し変動があると思われます。台湾高鉄の公式サイトからも購入することができます。

新幹線からの景色もとても素敵でした!台北ー高雄の往復に使うも良し、各駅で観光するも良し。使い勝手の良いチケットで色んな楽しみ方がありそうです。

以上、kkdayでWi-Fiと高鉄3日間フリーパスチケットを買ってみた感想でした。台湾旅行のクオリティがグッと上がった良い買い物だったと思います。また機会があったら使ってみようと思います。

台北〜饒河夜市の胡椒餅はパリもちジュワッと健在!士林夜市は改装中…??

九份の帰りで体力が底をついてますが、やっておかなくてはいけない事があります。

それは…台北夜市巡り!

本当はもう1日滞在したかったのですが、飛行機を最安で押さえたらこうなってしまいました。今日の夜には桃園空港に戻って朝イチの飛行機で帰る予定。もう時間がありません。おみやげもまだ買い揃えてないし、まだ遊びたいし、どうしたら。。。

まずは松山駅最寄りの饒河夜市から。

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↑↑“いかにも”な門

この辺りは布地などを扱っている店が多く、服や靴なども夜市で手に入れやすいです。よく韓国輸入品の靴下をお土産に買っていました。最近は日本でも韓国のファッションが流行っているので、台湾土産で買ってもあんまり喜ばれない気がします…。

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↑↑早速入り口で引っ掛かる

胡椒餅、行列に並んで買ってしまいました。60元渡せば1つ、120元渡せば2つ、という具合に注文もいりません。台北市内のお店も美味しいですが、ここで食べるのもパリもちジュワッと、最高です!

ぐるっと一周して次の目的地、士林夜市に向かいます。ここから電車でアクセスは遠回りになるので、バスで向かいます。バス待ち時間にコンビニで追加のお土産を手に入れて待機です。

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↑↑健達チョコは外せない

チョコやのど飴、パイナップルケーキまでばら撒き用ながらもちょっと良いやつが手に入るコンビニ。スーパーに寄る時間がなくて悔しい。。。

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↑↑いざ地下街へ…え!?

まさかの改装中。店舗は射的など景品系がほとんどでポツンとお土産屋があるだけ。外の屋台は少しやっていましたが、あまり人もおらず、閑散としていました。改装が終わったらまた来よう。。。

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↑↑誰もみてない3D猫。。

と、いう事で帰ります。夜市をハシゴする意味、ありませんでした。。。スーパーに寄ってお土産を買う方が良い選択だったようですね。士林夜市がどうしても見たかったんだ、私は。。。

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↑↑台北駅にて暫し座り込み、台湾の時間を振り返る

とても良い時間でした。台湾の空気と湿度、味と匂いまで一気に思い出しました。でも懐かしいというより新鮮な気持ちで楽しめ、いろんな発見ができました。以前より人との距離感を感じましたが、もう少しすると賑わいももっと増していくのかな、と思います。他のアジアからの団体客も増えて、「観光マナーがなっていない」と怒っている地元の方もいらっしゃいましたので、地元で生活している人への配慮も忘れずに観光を楽しみたいと思いました。

また近々行ってみたいと思います。

 

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台北〜雨も味方に!幻想的な九份を楽しもう!

今日の台北は雨。九份も一年の6割は雨と言われているので、きっと天気悪いでしょうね。。。

でも夫は初台湾。せっかく来たからには九份に行きたい…よね。よし、行ってみますか!

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↑↑まずはメトロで台北駅から松山駅

山新店線(グリーンライン)終点の松山駅。駅を出て右手にある道を一本渡るとバスステーションがあります。そこからバス1062に乗って「九彬老街」まで1時間弱です。

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↑↑雨の日も盛況

雨も小雨になり、フードを被れば大丈夫そう。ちなみに景色は。。。

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↑↑濃霧が逆に幻想的??

なんか…遠くは全然見えないけど非日常感がすごいです。違う世界に来ちゃったような。ここまで霧がかかった九份は初めてです。商店街を抜けて路地裏に行くと、道に迷って帰れなくなってしまいそうな、でもその景色を見ていたくて戻りたくなくなってしまうような。

いやいや、寒いので戻りますけど、民宿がある方の道も素敵でした。

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↑↑阿梅茶屋もいい雰囲気

九份にいくつかあるお茶屋さん、「華宣名茶」。接客のお姉さん達が若くて可愛い。独学で覚えたという日本語で、めっちゃ熱心に接客してくれます。観光地お値段なのですが、悠遊カードが使えるということでうっかり買ってしまいました。

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↑↑セットで割引してくれた。今回は茶屋には入らずお家で楽しむスタイルで。

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↑↑夜のライトアップ

暗くなって来た頃、ポツポツと提灯が灯り始めました。民宿の通りを歩きながら、夜も九份で過ごしたらどんなに素敵なんだろう、晴れていたら星が綺麗に見えるんだろうか、朝靄に包まれた九份も見てみたいな…そんなふうに考えました。いつか宿泊してみようと思っています。

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↑↑帰りも同じバスで松山駅

雨の九份、とても楽しい時間でした。帰りのバス停に行くまでに体力が底をつきましたが、松山駅にはお楽しみ「饒河夜市」があります。そこも楽しまなくてはですね!

 

九份老街

224新北市瑞芳區基山街

台北〜天津蔥抓餅〜冬に食べるうまさは格別

永康街の芋頭大王でお腹と芋欲は大いに満たされたものの、すっかり体が冷え切ってしまった我々。温かいものを食べようと店を出た先に、「天津蔥抓餅」。幸い2、3人しか並んでいません。あー、あったかそう〜。

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↑↑お腹いっぱいだから2人で一つが良いかもね…

ここの店舗は美味しいと評判を聞いていました。持ち帰り専門店ですが、支店では店内で食べられる所もあるようです。台湾バジルも食べたいし、卵もチーズも食べたい。あー、選べない。そんな人のために準備してますよ「總匯」。

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↑↑みんなきっとNo.6を頼みたいよね!?

素晴らしい!全部のっけの商品をメニューにしてくださるとは。まさに食べたかったのがこれです。お願いします。

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↑↑食いかけでごめんなさい…

我慢できずに食べちゃいました(汗)。雨天が食べ歩きには不便だったので、買って台北駅に戻ってからようやく口にしたのでした。電車の中でもいい匂いと熱が伝わってきて、食べたいのをずっと我慢していました。もちもちの生地の間には具がたくさん入っていて、卵のふわふわと、チーズのコクと、台湾バジルの爽やかな香りが湯気と一緒に漂ってきて、一口でもう幸せの味です!これはもしかしたら、夏に食べるより10倍増しぐらいに美味しいかもしれませんね。

夏に夜市で雞排の食べ歩きや麺をすするのもいいですが、こうして台湾で寒い時に温かいものを食べるというのも、なんだか新たな魅力を発見した気持ちになれます。あれ、でも映画「那些年我們一起追的女孩」では冬に十份でアイス食べてたな…。新たな魅力というより、ただ自分が歳をとっただけかもです 笑。

次は九份。。行くのか!?この天気で。。。

 

天津蔥抓餅

106台北市大安區永康街6巷1號

台北〜タロ芋好きを満足させてくれるお店〜芋頭大王

実は私、タロ芋がとても好きでして。現地に住んでいた時、「ココナッツミルクタロ芋とタピオカ入り」的なデザートを手作りして振る舞うほどに好きだったんです。ホクッとねっとりが合わさった食感に繊維がちょっとボソッという感じ、素朴な甘みと映えない色味。チップスにしても甘く煮ても蒸しても。無限の食べ方があるのに変わり映えしない所も魅力ですよね?

今回は冬だけど絶対に行きたいお店がありました。

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↑↑店名の「芋頭」はタロ芋の意。

永康街の「芋頭大王」です。奥まったところにある店舗でちょっとわかりづらいのですが、お隣は「思慕昔」。こちらも有名なスイーツ店です。

芋好きにおすすめしたいのが、芋頭大王のメニューNo.9!タロ芋づくしなんです!

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↑↑No.9「芋頭雪酪雪花冰」

出てきた瞬間、こんなに芋食べたらお腹いっぱいになっちゃうよおおおお)*0*( と心の声が叫びましたが、「こっちは朝飯抜きで挑んでいるんだ、2人で食べればいける。」と自分に言い聞かせます。夫は「寒くなりそう…」と弱気の様子。夫の微妙な顔をチラ見しながら早速、一口目をパクリ。。。…!下手したら1人でも食べ切れちゃうかも知んないくらい、美味しい。5年分の芋頭不足を解消すべく驚きのスピードで食べ進める私。その姿に焦った夫も参戦して2人でペースよく食べ進めます。そして、突然やってくるその時。

「いたたたた…頭にキタ…」。後半は頭痛と寒気と闘いながら、手とスプーンのベタつきを気にしながら、お腹いっぱいになって完食しました。

お腹の底からひんやりするような冷えを感じ、すぐに次の温かいものを食べようと、食べ終わるなり店を後にしたのでした。。。

丼一杯の芋を食べて、大満足です!寒いからといって諦めなくて良かった。だって、寒くなったら温かいものを食べれば良いですよね!?

と、いうことで次のお店は永康街の蔥抓餅に決定です 笑

 

芋頭大王

 106台北市大安區永康街15之4號

 

台北〜迪化街にゃんこ「和糖」

雨天の台北、街歩きもなるべく軒下を歩きたい。と,いうことでやって来ました迪化街。

「迪化街」は乾物屋が並んでいる通りで、お茶やドライフルーツ、調味料、漢方薬、燕の巣やナマコといった高級食材までお土産探しにはピッタリの街です。

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↑↑街並みもきれい

台北に来るたび寄りたくなる街ですが、今日は平日雨だからなのか、コロナで客足が減ってしまったのか、なんだか以前より閑散としています。

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↑↑声をかけてくれないおばちゃん…。

前は試食や宣伝を大声でするおばちゃんで賑やかだったのですが、試食もあまりないですね。。。でも以前にはなかった輸入物の乾燥イチゴや乾燥パッションフルーツフルーツティーが新商品で観光客によく売れているらしく、試食と試飲をさせてくれたので買ってみました!

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↑↑咳止めの漢方のお店のおばちゃんは最高に無愛想だった

 

そんな中で、愛想の良い子がいましたー!

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↑↑迪化街にゃんこ「和糖」

懐っこいこの猫、このお店にずっと飼われている黒猫で大人しく撫でられてくれるんです。かわいいですねー。おじさんも少しおしゃべりしてくれて、餌で遊んだり、触らせてくれたりしました。ニンニクの大袋の上で遊んでいるのがなんとも言えない可愛さです。長生きしそう 笑

今度行く時は街にも活気が戻っていることを願いつつ、和糖にまた会える事も楽しみです。

 

迪化街

103台北市大同區迪化街一段